北海道千歳市工業団地
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コラム「千歳の水」

千歳市は水によって
生きいきと活動している都市

水は生活用水としてだけではなく、工業用水としての千歳市を潤してもいます。
豊富できれいな川の周辺地域は埃などが少なく、清浄な空気を保つ事ができるため、コンピューター機器などの精密機械の製造が比較的コストが少なく済みます。
また水力発電に活用したり良質な水を使って飲料水・食品加工などを生産するなど、まさに千歳市は水によって生きいきと活動している都市なのです。

支笏湖

支笏湖

かつて「志古津(しこつ)」と呼ばれていた千歳市。「志古津(しこつ)」とは「大きな窪地」という意味のアイヌ語に漢字を当てはめたもので、千歳川の谷地一帯を差していたと言われています。しかし、音の響きが「死骨」につうじる不吉な音だとして、1805年(文化2年)に当時の箱館奉行の羽太正養(はぶとまさやす)が、千歳は鶴の生息地だったことから「鶴は千年」の故事からとって「千歳」と命名されました。現在その名は、千歳市の重要な水資源である「支笏湖」として名を残すのみです。

日本で二番目に水深のある支笏湖には、その深さを物語るアイヌの伝説が語り継がれています。北海道の山や川を造った国道神コタンカラカムイは海に入っても膝が濡れず、首から上はいつも雲で隠れているほどの大きさでしたが、支笏湖を作ったときにその深さを知るために湖の中まで入っていったところ、ずぶずぶと深みにはまり、股のあたりまで濡れてしまいました。怒ったコタンカラカムイは湖に放した魚をみんな海に投げてしまいましたが、一匹だけアメマスが隠れていたので支笏湖にはアメマスしかいない、というものです。支笏湖の呼び名は後でつけられたものではありますが、「大きな窪地」を意味するのには相応しい場所といえるでしょう。

支笏湖は約4万年前の大噴火で出来たカルデラ湖です。湖の地層は支笏火山灰やその後噴火した風不死岳、恵庭岳、樽前山などの火山灰で積み重ねられており、雨水が長い年月をかけて浸透する自然のろ過装置となっています。湖を取り巻く山々から長い時間をかけて染み出した支笏湖の水は透明度も高く、環境省の2008年度湖沼水質ランキングで全国1位に輝いています。

千歳川

千歳川

千歳川の支流である内別川には、大小様々な湧水地点が60カ所以上あり、その源頭部ナイベツ川湧水は北海道に3ヵ所しかない環境庁(現:環境省)選定・名水百選に選ばれました。千歳市は、このナイベツ川湧水を上水道の主水源として、9万人以上の市民に水を供給しているのです。湧水地点周辺は北海道森林管理局の水源涵養保安林として立ち入りが禁止されていますが、内別川下流の千歳川沿いの「名水ふれあい公園」では水のみ場も設けており、名水を味わいながら自然豊かな千歳の四季を楽しむことが出来ます。
ナイベツ川湧水

ナイベツ川湧水

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