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市長の企業訪問記

株式会社FJコンポジット

<訪問日>平成27年12月16日(水)

 今回訪問した企業は、千歳オフィス・アルカディアに立地する「株式会社FJコンポジット」です。
 株式会社FJコンポジットは、平成27年6月に本社を静岡県富士市から移転し、炭素繊維やセラミックス、金属などを組み合わせた複合材料の開発、製造を行っています。

 株式会社FJコンポジットは、平成14年に静岡県富士市で創業したベンチャー企業で、事業は、製造と開発受注の2本柱です。現在の主力製品は、衛星通信用の半導体向け放熱材『S-CMC(銅とモリブデンのクラッド材)』ですが、この製品開発が評価され、今年11月に第6回ものづくり日本大賞で特別賞を受賞されました。これまでも同製品の開発により、第26回中小企業優秀新技術・新製品賞一般部門の優秀賞や第13回中部科学技術センター顕彰の振興賞など各種受賞をされており、同社の高い開発力・技術力が見て取れます。

 受賞された『S-CMC』の技術は、20年間取り組み、ようやく製品化されたもので、オンリーワンの技術とのことです。会社に営業担当は居ませんが、様々な企業から商談の連絡が来るとのことでした。
 今は、DBC基板(セラミックス絶縁銅回路基板)、燃料電池セパレータ(カーボン系)の試作から量産を目指して開発を進めているそうです。

 千歳市に立地して良かったのは、交通アクセス、特に新千歳空港が非常に便利とのことでした。アメリカや韓国の取引先への出荷には、航空便を利用し、時差の関係もあり、翌日に届くとのことでした。また取引先への航空路線や便数も多く、以前の操業地よりも安くて早く移動できるとのことでした。取引先からは「北海道に行ける」と喜ばれていますが「便利すぎて日帰り出張になってしまう」という声もあるとのことでした。
 住んでみて、千歳のまちでは、散歩ですれ違う人は挨拶をしてくれるし、食べ物も水も美味しく、自然も豊かで、非常に満足していると嬉しい言葉をいただきました。

 「小さい企業なので、大企業と同じことをやっても生き残れないので、ほかではできない、これから必要となる技術をやっていきたい。世の中の役に立つ技術を広めていきたい。」と熱く語っていただき、非常に感銘を受けました。

 将来的には、開発した製品の量産化に向け、工場のライン増設や雇用についても伸ばしていきたいと心強いお話もいただきました。
 お忙しい中、対応いただきました津島社長に改めて感謝いたします。

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