北海道千歳市工業団地
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市長の企業訪問記

岩田醸造株式会社

<訪問日>平成29年09月13日(水)

 今回訪問した企業は、千歳第3工業団地に立地する「岩田醸造株式会社」です。
 岩田醸造株式会社は、明治25年に開業して今年で創業125周年を迎えます。昭和49年に江別市から千歳市に工場を移転し、「紅一点だし入りみそ」をはじめとする味噌製品の製造を行っています。

 「紅一点」という言葉は、元々、中国北宋時代の漢詩で、草むらに生える一輪の赤い花は大変綺麗であることを意味したものであり、自社が製造する味噌が、数多くある味噌の中で、一輪の花のように輝いて欲しいという想いが込められているとのことです。

 近年、食品製造業界では、安全性が重要なテーマになっておりますが、岩田醸造株式会社では平成20年に食品安全マネジメントシステムISO22000:2005の認証を取得し、以後、厳しい管理体制のもと、安全な製品の製造を行っているとのことです。

 味噌は、大豆、米、食塩、水が原料になりますが、千歳市には「良質な水」があるので、美味しい味噌を製造することができるとのことでした。また、新千歳空港、高速道路、苫小牧港をはじめとする「優れた交通アクセス」も企業活動の大きなメリットになっていると嬉しい言葉をいただきました。

 工場内部では、原料である大豆や米を水に浸すところから始まり、発酵・熟成、梱包に至るまで、伝統を守った丁寧な味噌作りの様子を見学させていただきました。

 味噌汁1杯に含まれる塩分量は1.2gであり、塩分の心配をする必要はないとのことです。また、味噌が持つ効用は、これまで経験によって語られることが多い状況でしたが、最近は医学研究で解明されるようになり、高血圧予防、老化防止、がんリスクの低減などに役立つことが多くの論文で発表されているとのことです。

 工場見学終了後には、北海道大豆100%の無添加みそを使った味噌汁を試食させていただきましたが、体に染み渡るとても美味しいものでした。

 家庭用の味噌としてお馴染みの「紅一点だし入りみそ」は今年発売30周年を迎え、出荷先は、国内にとどまらず、アジア、ヨーロッパ、北米など海外にも広がっているとのことでした。

 また近年は、味噌ラーメン用の味噌など業務用味噌の受注も増え、北海道食品機能性表示制度「ヘルシーDo」の認定商品である「紅一点 美養スープ」シリーズなどの新製品も製造するなど、忙しい日々が続いているとのことです。

 これからも、こだわりの大豆・米・塩と豊かな千歳の水を使用した世界に誇る千歳産の味噌を造っていただくことを期待しております。
 札幌本社からお出迎えいただきました岩田代表取締役社長様、お忙しいところご対応いただいた一条工場長様をはじめ、千歳工場の皆様に改めて感謝を申し上げます。

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